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新刊『Adaptive Code 〜 C#実践開発手法 第2版』

チーム開発アジャイル, 書籍

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Adaptive Code 〜 C#実践開発手法 第2版

初版(『C#実践開発手法』- Adaptive Code via C# の翻訳本)に引き続き、第2版である『Adaptive Code 〜 C#実践開発手法 第2版』 (Adaptive Code 2nd Edition の翻訳本) に監訳者として関わらせていただきました。

今回、出版社さんの英断にて、第2版で書籍タイトルが変更されています!初版の原書が、「Adaptive Code via C#」だったのですが、第2版では、原書も「Adaptive Code」と “via C#” がなくなっているのです。

これにはいろいろと経緯があったと推測できますが、初版の日本語訳版でも多くの読者の方々が「この書籍はC#つけなければ、もっと多くのエンジニアが読んだのに」と言及されていることからも、C#er (C#で開発している人) だけに限定するのはもったいない書籍だという評価だろうと思います。実際に監訳者である私もそう思っていたひとりです。

原書も初版は、プログラミング言語の書籍分類であったものが、第2版ではプラクティスやプロセスを扱う書籍分野に “移籍” していることからも書籍タイトルから C# を外すことは自然であったと思います。

とはいえ、初版に引き続き、具体的なサンプルコードを豊富に含む本書ですが、それらは C# で記述されています。ただ、そこまで癖がある言語でもないので、例えば、Java のエンジニアの方が読んでも理解することは十分に可能だと思います。

 

第2版ではここが違う!

さて、初版を読んだ方々を中心に、「第2版を読むべきか?」と判断が難しいところではないかと思いますが、監訳者の立場で関わらせていただいた身からお伝えすると、「読んでください」です。

ベースとして記述に変更がない部分もあることは事実ですが、今回、書籍構成から見直しがかかっています。また、初版の出版から今日までのあいだにでてきたパラダイムにも追随する形で大幅に加筆、修正もあります。

その辺りについて、初版を読んだからは、目次をみていただくだけでもわかると思います。

『Adaptive Code 〜 C#実践開発手法 第2版』の目次

  • 第1部 アジャイル開発のフレームワーク
    • 第1章 スクラムの紹介
    • 第2章 カンバンの紹介
  • 第2部 アダプティブコードの基礎
    • 第3章 依存関係と階層化
    • 第4章 インターフェイスとデザインパターン
    • 第5章 テスト
    • 第6章 リファクタリング
  • 第3部 SOLIDコード
    • 第7章 単一責務の原則
    • 第8章 開放/閉鎖の原則
    • 第9章 リスコフの置換原則
    • 第10章 インターフェイス分離の原則
    • 第11章 依存性反転の原則
  • 第4部 アダプティブコードの適用
    • 第12章 依存性の注入
    • 第13章 結合性、凝集性、コナーセンス

初版が3部構成(実質2部+1の構成)だったのに対して4部構成になっています。これは初版より整理体系化され、より読みやすくなったと解釈していいでしょう。

第1部ではアジャイルな開発運営についてアジャイルの本質とスクラムだけでなく、カンバンについても章を確保してしっかりと紹介しています。

第2部では、アダプティブコードの基礎をしっかり身につけてもらうようになっており、依存性注入、インターフェイス、そして、テストとリファクタリングを別々の章としてしっかりと本質を理解してもらえるようにしています。テストについては、モックやスタブの話はもちろんのこと、テスト駆動開発についても「テスト駆動設計」と「テストファースト開発」の2つに分類して解説しています。また、テストピラミッドとそのアンチパターンやテストの4象限についても紹介されています(テストの4象限は新提唱されているものを引用しより今の開発の課題にマッチした形で解説されているのも良いポイントだと思います)。

第3部では、SOLID原則についてしっかりと書かれています。またそこにフォーカスしたことでよりメリハリをつけて理解できるようになっています。

第4部では、SOLID原則に基づくコードを書く上でもっとも実用的な「つなぎ役」となる概念を解説しています。

Adaptive Code 書影
Adaptive Code 書影

 

Twitter アカウント

Twitter アカウント @AdaptiveCodeJa を引き続き運用していきます。初版のときのように書籍内容のツイートも検討中です。

 

公募による献本

公募献本は終了しました。

日経BP社さんのご好意により今回も公募によるを行えることとなりました。今回は2つの用途にて献本をさせていただく方を募集します。

  • 書評・書籍レビューを書いてくれる方
  • 本書の読書会、勉強会を開催してくれる方

公募は下記にて実施しています(2月14日まで)。