AWS が CodeStar を発表、JIRA との連携も可能に

チーム開発

この記事の所要時間: 10

CodeStar

2017/4/20 (日本時間) に AWS Summit in San Francisco にて発表されたばかりの統合ソリューションです。AWS では、今までに Code 4兄弟と称される機能を提供してきました。

  • CodeCommit
  • CodePipeline
  • CodeBuild
  • CodeDeploy

CodeStar は、これらの環境を一括かつ包括的に扱えるようにするソリューションです。包括的なので、Microsoft Azure の世界だと Visual Studio Team Service (VSTS) に相当するようなイメージでそんなにズレはないでしょう。

ただし、VSTS と違い、バックログやタスクを扱い部分はありません。

そこで、さっそく統合して利用できる機能が提供されはじめています。それが、CodeStar と JIRA Software の連携です。

New – AWS CodeStarの紹介 – AWS上のアプリケーションをすばやく開発、構築、デプロイする

 

CodeStar をはじめる

せっかくなので、CodeStar で遊んでみました。セットアップをレポートします。

4/20 時点で CodeStar が使えるリージョン
4/20 時点で CodeStar が使えるリージョン
現時点で使えるリージョンは、この通りです。日本はまだですね。残念。

CodeStar をはじめる
CodeStar をはじめる
[Start a project] ボタンをクリックすることではじめることができます。

サービスロールの作成について聞かれるので適切に対応しましょう。

プロジェクトのタイプを設定
プロジェクトのタイプを設定
プロジェクトのテンプレートから目的のアプリケーションを設定できます。主要なテクノロジーはカバーしていますね。

プロジェクト名を設定します。Code 4兄弟の立ち位置も図示されていますね。

お好みの IDE からはじめられる
お好みの IDE からはじめられる
お好みの開発環境での始め方(= CodeCommit (Git) でのクローン方法のガイド)を選択できます。

 

 

ナビゲーションバーも今風
ナビゲーションバーも今風
Code 4兄弟の機能にとても簡単にアクセスしやすくなっています。別ウィンドウが開く形式ですが。ダッシュボードがつくだけでもよい改善ですね。

 

CodeStar と JIRA Software

CodeStar では、様々なツール類との連携を想定しているようです。その一環として一番はじめに提供された連携が JIRA Software とです。デファクトに近い JIRA Software との連携は理にかなっていると思います。

連携することで、包括的に、そしてより利害関係者で同じ方向性をみて物事に簡素に取り組むことができるようになるでしょう。

CodeStar のダッシュボードで見る JIRA の情報
CodeStar のダッシュボードで見る JIRA の情報
CodeStar のダッシュボードで見る JIRA の情報
CodeStar のダッシュボードで見る JIRA の情報
このように JIRA のプロジェクト、ボード、そして、バックログとタスクボードの切り替えが自在にできる UI になっています。また、バックログ項目やバグなどを作成するボタンも用意されています。

ちなみに、課題キーや作成ボタンなどをクリックするとすべて JIRA Software の画面に別タブにて遷移するという動作となります。

 

CodeStar で JIRA Software との連携設定

連携の設定ですが、非常に簡単です。すべてガイドされているのでその指示に従うだけです。

CodeStar 簡単ガイド
CodeStar 簡単ガイド
「Configure Issue tracking」をクリックすることで、JIRA Software との連携が可能です。

もしくは、

ナビゲーションバーも今風
ナビゲーションバーで、Extensions にアクセス
ナビゲーションバーにて、「Extensions」をクリックしても OK です。

CodeStar Extensions - JIRA Software
CodeStar Extensions – JIRA Software

Atlassian JIRA
Atlassian JIRA
現時点で連携できるのは、「Atlassian JIRA」のみです。「Add extension」をクリックして迷わず連携させましょうw

CodeStar の良心的なガイドと設定
CodeStar の良心的なガイドと設定
以下同様ですが、ガイドと設定が一体となったものがでてきますので、設定をしていくだけです。まずは、JIRA Software の URL を入力します。

ちなみに、連携対象は、JIRA Cloud 版のみです。

CodeStar - JIRA とのアプリケーションリンクの設定
CodeStar – JIRA とのアプリケーションリンクの設定
次に、アプリケーションリンクを設定します。ガイドに従い、CodeStar のアプリケーションリンク URL をコピーします。

次に、JIRA に移動します。

JIRA Cloud: 設定からアプリケーションを選択
JIRA Cloud: 設定からアプリケーションを選択
設定にて、「アプリケーション」を選択し、クリックします。

JIRA Cloud - アプリケーションリンク
JIRA Cloud – アプリケーションリンク
「統合」に「アプリケーションリンク」があるので、これをクリックします。

JIRA Cloud - CodeStar のリンクを設定
JIRA Cloud – CodeStar のリンクを設定
アプリケーションリンクとして、さきほどコピーした CodeStar の URL を貼り付けて、[新しいリンクを作成] ボタンをクリックします。

CodeStar - アプリケーションの設定ガイド
CodeStar – アプリケーションの設定ガイド
ガイドに「アプリケーション名」と「アプリケーション タイプ」が記載されていますので、それをコピーして貼り付けしていきます。

JIRA Cloud - アプリケーション設定
JIRA Cloud – アプリケーション設定
なお、アプリケーション タイプは、選択式なので、「汎用アプリケーション」(既定)を選択してください。

JIRA Cloud - 被リンク設定
JIRA Cloud – 被リンク設定
CodeStar のガイドにあるように、「Create Incoming Link」に該当する「被リンクを作成」にチェックを入れましょう(既定でオフなので忘れないようにしましょう)。

CodeStar - Access Key のガイド
CodeStar – Access Key のガイド
CodeStar のガイドにコンシューマーキーなどのアクセスキーが表示されているので、それらを JIRA Cloud にて貼り付けていきましょう。

JIRA Cloud - アクセスキーの設定
JIRA Cloud – アクセスキーの設定
JIRA Cloud - CodeStar アプリケーションリンクの確認
JIRA Cloud – CodeStar アプリケーションリンクの確認
アプリケーションリンクに CodeStar が表示されているかを確認したら設定は完了です。

CodeStar にてアクセスすると最初に確認が求められます。

CodeStar - アクセス許可
CodeStar – アクセス許可
[許可] することで JIRA の機能に CodeStar からアクセスすることができるようになります。

ここまでの設定を行えば、CodeStar と JIRA を連携してつかうことができます。

CodeStar のダッシュボードで見る JIRA の情報
CodeStar のダッシュボードで見る JIRA の情報

DevOps, ツール, AWS, JIRA