Rider を試してみた(セットアップ、開発、Git、ITS 連携まで)

チーム開発ツール, .NET

この記事の所要時間: 18

はじめに

macOS で .NET Core 2.0 で開発実行するための環境として .NET Core 2.0 SDK のセットアップのメモを書きました。

そこで、今回は、統合開発環境として、JetBrains社の Rider を使ってみたいと思います。なんで、Visual Studio Code ではないのかっていうと、名前が Rider だからです。そして、

への布石です(たぶん)

すでに、記事を書きました(ただし、Bamboo ではなく、Bitbucket Pipelines での継続的インテグレーションで。

この記事と合わせてご覧ください。

 

Rider

Rider はクロスプラットフォームな .NET の統合開発環境です。Windows, Mac, Linux で、.NET, .NET Core, Xamarin や Unity のアプリケーション開発が容易に行えるように支援してくれます。

有償の製品ですが、30日間のトライアルが可能ですので、まずは使ってみて有用なら購入するという評価アプローチがとれます。

ちなみに、仮面ライダーについては、こちら を参考にしてください。

Rider の入手

Rider は以下のサイトから無償ダウンロードすることができます。

[DOWNLOAD]ボタンがあるので、これをクリックします。ダウンロードしたファイルをダブルクリックすることでインストールをすることができます。

Rider のインストール

粋なインストーラー
粋なインストーラー

アプリケーションフォルダにドラッグ&ドロップすればOKです(10数分かかります)。

Rider の起動

起動すると初回は、検証処理が行われます(結構時間がかかります)。

起動時の検証
起動時の検証

以前の Rider の設定を取り込むのか聞かれます。今回は新規なので、「Do not import settings」を選択して[OK]ボタンをクリックします。

以前のバージョンの設定をインポートするか聞かれる
以前のバージョンの設定をインポートするか聞かれる

次に、プライバシーポリシーへの同意を求められるので、よく読んだ上で、[Accept]ボタンをクリックします。

Rider License Activation でライセンスを選択します。

License をアクティベトする
License をアクティベトする

JetBrains アカウントやコードを持っている場合は適切に入力して、[Activate]ボタンをクリックします。今回は、評価をしたいので、「Evaluate for free」を選択します。

Rider の評価を行う
Rider の評価を行う

[Evaluate]ボタンをクリックします。すると、評価についてのライセンス許諾への同意を求められるので、指定された URL をクリックして、内容を確認の上、[Accept]ボタンをクリックします。

評価への同意
評価への同意

Rider の UI テーマの設定セクションに突入します。お好みに応じて選択しましょう。私は、Default が好みなのでそのままにして、[Next: Editor Color Schemes]ボタンをクリックします。すべて既定にしたい場合は、[Skip All and Set Defaults]ボタンをクリックしてもよいでしょう。

UI テーマの設定
UI テーマの設定

次にエディターのカラースキーマを3つの中から指定できます。既定は、ReSharper Light です。私は、Visual Studio Light を選択しました。

エディターのカラースキーマ設定
エディターのカラースキーマ設定

[Next: Keymaps]ボタンをクリックして次に進みます。

次に、キーマップを選択します。

キーマップの設定
キーマップの設定

[Next: Default plugins]ボタンをクリックします。

次に、プラグインの選択を行います。各パートにある「Customize…」をクリックすると詳細な設定が行えるようになっています。また、不要な機能は無効にすることができます。

プラグインの選択
プラグインの選択

Web Development での詳細な設定は以下のような画面になります。

Rider: Web Development の詳細設定
Rider: Web Development の詳細設定

一通り選択したら[Next: Featured plugins]ボタンをクリックします。

次に、Vim editor エミュレーションや、Python 対応など嬉しい機能を別途インストールすることができます。

Featured プラグインのインストールと有効化
Featured プラグインのインストールと有効化

それぞれの[Install and Enable]ボタンや[Install]ボタンをクリックすると機能をインストールすることができます。

[Next: Getting Started」ボタンをクリックします。

情報リソースへのリンクが示されているので必要に応じて閲覧しましょう。

[Start using Rider]ボタンをクリックしたら、Rider が起動します。

 

Rider で開発をはじめる

Rider で開発をはじめるには、新しいソリューションを作成するか、既存のソリューションまたはプロジェクトを開くかします。

Rider
Rider

今回は、.NET Core の以前に作成したプロジェクトを開いてみます。

「Open Solution or Project」をクリックし、ソリューションファイルまたは、プロジェクトファイルを選択して[Open]ボタンをクリックします。

既存の .NET Core コンソールアプリを開く
既存の .NET Core コンソールアプリを開く

プロジェクトに関連するファイルがロードされます。

Rider で開発!
Rider で開発!

注意:
現時点で、.NET Core 2.0 は完全なサポートをしていないと警告がでます。

Rider Early Access で対応したプレビュー版を使えるようです。

※ コンソールアプリくらいは問題なくビルド、実行できます。

 

新規ソリューションを作成

次に、新規で .NET Core Web アプリケーションを作成してみます。

メニュー[File]→[New…]をクリックします。

新規作成
新規作成

今回は、ASP.NET Core Web App (Razor) のアプリを作成してみます。

Rasor Web アプリの開発と実行
Rasor Web アプリの開発と実行

一通りの動作可能なプロジェクトが自動生成されるのでそのまま実行してみます。

すると、既定で、localhost:5000 でアクセスできる Web アプリが起動しますので、ブラウザでアクセスしてみます。

実行した Web アプリ
実行した Web アプリ

 

バージョン管理

Rider では、Git, Mercurial でのバージョン管理もコマンド一発で(ローカル)リポジトリ作成ができ、すぐに管理下で操作できるようになります。

メニュー[VCS]→[Enable Version Control Integration…]をクリックします。

VCSを選択する
VCSを選択する

Git または、Mercurial (セットアップ時に選択した VCS によって異なる場合があります) を選択して、[OK]ボタンをクリックします。

すると、(ローカル)リポジトリを作成してくれます。「操作は一瞬だ」(海東大樹 風に)。

Bitbucket と連携する場合は、Bitbucket Linky というプラグインを使うと良さそうです(サポート対象外)。

このプラグインを使うと、Rider から Bitbucket の情報にブラウザでアクセスしやすくしてくれます。

Bitbucket Linky
Bitbucket Linky

もちろん、addcommitpush の一連の操作も  Rider の IDE 上から実施できるようになります。

Git 操作をローカルリポジトリ、リモートリポジトリに実施もできる
Git 操作をローカルリポジトリ、リモートリポジトリに実施もできる

 

タスク、課題管理と連携

もちろん、Jira Software などとの連携も設定できます。

メニュー[Tools]→[Tasks & Contexts]→[Configure Servers…]をクリックします。

Task Server の設定画面
Task Server の設定画面

[+]をクリックして追加します。

連携できるサービスの一覧から選択する
連携できるサービスの一覧から選択する

今回は、Jira (JIRA) を選択します。

Jira と連携する
Jira と連携する

情報を入力して[Test]ボタンをクリックすると Jira にアクセスして検証が行えます。

Jira に接続完了
Jira に接続完了

Jira のタスクやバックログ駆動で Git ブランチを作成して開発が非常に容易に行えるようになります。

Jira 課題駆動で開発を行える
Jira 課題駆動で開発を行える

 

さぁ、お前のバグを数えろ!

 

 

 

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